2024年から、ホームページタイトルを、「エカワ珈琲店のホームページ」から『江川さんちの仕事』に変更します。
70歳を超えてから、体力の問題、健康の問題に遭遇する事が頻繁になっていて、現役時代(~65歳)の頃のような商売が出来なくなっています。
一昨年(2022年)は、1年のうち3分の1くらい、昨年(2023年)は、1年の半分近く、営業しない日がありました。
一昨年(2022年)は、私たち夫婦二人共に、昨年(2023年)は、連れ合い(妻)に健康問題が襲い掛かって来ました。
昨年の連れ合い(妻)に襲い掛かって来た健康問題は、相当にレベルの高い健康問題です。
昨年(2023年)のコーヒー豆自家焙煎店商売は、夫である私(年老いた珈琲豆焙煎屋)が一人で切り回して来ました。
煎りたて新鮮なコーヒーを商うコーヒー豆自家焙煎店商売は、例え零細生業商売であっても、一人で切り回せる商売ではありません。
定休日・営業日・営業時間・価格など、お客さんとの約束事を決めて、それを守るのが商売の鉄則ですから。
コーヒー豆を焙煎する人と、自家焙煎コーヒー豆を店舗で売る人、最低二人いなければ商売を続けられません。
コーヒー豆自家焙煎店商売は、一人で商売を切り回すのが無理な生業商売だと思います。
それに加えて、連れ合い(妻)の病院・診療所通いに付き添ったり、送り迎えしたりの介護をしながらとなると、まともに商売が出来なくなります。
去年の夏ころ、連れ合いの健康問題の原因が判明して目途がつくまでの間、コーヒー豆自家焙煎店商売を長期休業しようかと考えていました。
結局、長期休業せずに2023年は終了しました。
しかし、臨時休業や臨時の営業時間短縮を繰り返して、店舗にも通信販売にも、閑古鳥が鳴いていたわけですから、長期休業と同じようなものだったと思っています。
2024年は、連れ合いの健康問題にある程度の目途がついて、5月の連休頃には、病院や診療所の厄介になる事が少なくなっているかもしれません。
でも、定期的な病院・診療所通いが無くなるわけではありません。
健康問題も、少しだけ目途がつくだけで、完治するわけではありません。
それに、夫の私は古希3の高齢者です。
2022年、2023年と、2年続けてまともな商売を出来ていません。
生業商売は、夫婦二人が元気に働くことができて、初めて成り立つ商売だと思います。
私たち夫婦には、生業商売のコーヒー豆自家焙煎店を続けて行くのは無理だと、2年かかって合点することが出来ました。
今の私たち夫婦は、営業日や営業時間など、お客さんとの約束事を決めて、その約束事を守ることが出来ません。
ということで、『エカワ珈琲店』の屋号で商売しているコーヒー豆自家焙煎店商売にピリオドを打って、趣味と実益を兼ねてコーヒー豆を自家焙煎して、その自家焙煎したコーヒー豆を買ってもらう隠居仕事という形でコーヒー豆の自家焙煎と関わって行こうと思っています。
自家焙煎コーヒー豆でのお金の稼ぎ方を、『商売』から『隠居の小遣い稼ぎ仕事(アルバイト)』に変更することにします。
ちなみに、『隠居の小遣い稼ぎ』=『学生のアルバイトの稼ぎ』、『商売』=『学校卒業後就職して給料を稼ぐ』という感覚で、『商売』と『小遣い稼ぎ』という言葉を使っています。
『隠居の小遣い稼ぎ』=『学生のアルバイトの稼ぎ』ですから、自家焙煎コーヒー豆の稼ぎにそれほどこだわる必要もありません。
コーヒー豆を自家焙煎して、その自家焙煎したコーヒー豆を使いたいという人に適正価格で買ってもらえれば、それで満足です。
『隠居の小遣い稼ぎ(アルバイト)』ですから、儲けや稼ぎに執着する必要は無いと思っています。
コーヒーが大好きだから、一生コーヒーに関わり続けたいと思っているだけの事ですから。
私たち夫婦の場合、公的年金とコーヒー豆自家焙煎店の収入以外に、ブログの広告収入とアフリエイトの収入、電子書籍からの収入とブログの有料記事からの収入を持っています。
公的年金からの収入も、連れ合いが年金を受給し始めたら、二人分で14万円くらいにはなると思っています。
今の私たちの少し贅沢な暮らしを修正すれば、コーヒー豆自家焙煎のアルバイト仕事、ブログのアルバイト仕事、電子書籍のアルバイト仕事で、毎月5万円~10万円くらい稼げれば十分に暮らして行けます。
それらの仕事(アルバイト)で、それくらいを稼ぐのは難しくは無いと思っています。
それらの仕事以外で、冒険をしてまでお金を稼ぐ必要がありませんし、そのつもりもありません。
私たち夫婦は、コーヒー大好きの「コーヒーオタク」ですから、コーヒーに関わらないライフスタイルは考えられません。
しかし、「商売」では無くて「隠居の小遣い稼ぎ(アルバイト)」でコーヒーに関わっているわけですから、「エカワ珈琲店」という屋号を使って自家焙煎コーヒー豆を販売すれば話がややこしくなると思います。
そのような理由で、「エカワ珈琲店」という記号(名前)を使うのを止めることにしました。
今はもう、『エカワ珈琲店』のコーヒー豆自家焙煎店商売に、何の未練も持っていません。
ホームページのタイトルを、『エカワ珈琲店』から『江川さんちの仕事』に変更して、新たな気持ちで再出発します。
追記(2024年3月7日)
「エカワ珈琲店」という屋号(青色申告)に『さようなら』しようと思っていたのですが、周りの戸惑いが大きすぎるようです。
ということで、これからも「エカワ珈琲店」の屋号(青色申告)で仕事をして行くことにします。